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アモーレ ミモーレ モールスキン その2


というわけで前回、MOLESKINEを買ったというところまで書きました。

重厚なハードカバー、勝手に開くのを防止するゴムバンド、190ページの大容量。そして驚きのプライス(1680円)。かつてゴッホやヘミングウェイが使用していたというこの手帳を、これまで100円のメモしか使った事の無い私が、果たして使いこなせるのか。3週間ほど使用してみて、感じたことなどを書いてみたいと思います。

まず外観は至って普通の手帳の様相。無駄な飾りは一切無く、精々アクセントはゴムバンドと、裏側にひっそりと刻印されたMOLESKINEの文字だけです。カバーの合成皮革(だと思う)は、手触りも良く、持ちやすいです。

このゴムバンドは、手帳が開くのを防止するほかに、ちょっとしたモノを挟むのにも利用できて便利です。私はちょくちょくメモ等を挟んでおくのですが、このバンドのおかげで今のところメモが無くなった事はありません。

手帳の1ページ目には、手帳の持ち主への連絡先と、手帳を拾って返してくれた時のお礼の金額が書く欄があります。私はとりあえずメールアドレスだけ書いてますが、お礼の値段は書いてません。今のところ、書いてある内容よりもMOLESKINE自体の価値の方が高いと思ってますし。

手帳の後ろ側にはちょっとしたポケットが付いています。ゴムバンドと合わせてMOLESKINEの特徴のようです。私はあまり利用していませんが、名刺やちょっとした紙を入れるのには便利なのではないでしょうか。

メモ帳として利用した感想。まず、100円のメモ帳を使っていたころに比べて、明らかにメモする事が楽しくなりました。MOLESKINEを使っている事自体を楽しんでいます。これは100円のメモ帳ではまず感じられないだろう利点ですね。

1ページ8.75円なので、あまり無駄に出来ないという心理状況が働くのが貧乏人の悲しき性ですが、MOLESKINEは1ページ1ページ無駄なくフルに書き込むことが出来ます。これだけ分厚いノートだと大体内側部分は書きづらくて、スペースが余ってしまいそうですが、MOLESKINEは思いっきり開いて隅々まで書き込むことが出来ます。

書き始めの頃は、それこそページが真っ黒になるくらいビッシリとケチケチ使っていましたが、さすがにそんな使い方に疲れたのと、慣れてきたこともあって、2週間目突入頃から結構適当に使いつつあります。なんだか贅沢な気分に浸れます。

ちなみに書くことは主に、今後の予定やTodo、その場で思いついたメモが中心で、その日の初めに日付だけ書いて、後はこれといったルールも無く箇条書きでダラダラと書いています。

しかし、この書き方は後からの参照が非常に面倒くさいのです。2,3ページ前のネタなら良いのですが、10ページ以上前のネタなぞ、探すのも一苦労です(字汚いし)。かといって、面倒くさいメモ術みたいのは使いたくないので、重要なメモは簡単に検索できるPC側に入れることにしています。

あと後ろ側のページに、バスと電車の時刻表を貼ってあります。こういうのはケータイで見ればいいやと思っていましたが、なにかと便利です。こういったメモを貼り付けていっても、バンドがあるからぶくぶく膨れることもないでしょう。

筆記用具はシャーペンを利用。ボールペンはイマイチ好きではありません。ロシア派です。シャーペンをどうやって一緒に携帯するか悩みましたが、手帳用の小型シャーペンを背に刺して携帯することで一応決着。ちょくちょく外れるのでいつ無くなるかハラハラしてます。

総評として、1680円はやはりちと高いなぁというのが本音。しかし、この値段であるからこそ、この使いやすさ、使う楽しさがあることも事実(多分)。この手帳によって、いつか物凄いアイデアが生まれるかもしれないと思えば、安いモンでしょう。

自分にとっては背伸びした道具な気もしますが、いつかこの手帳が似合う様な人間になりたいもんです。

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